さて、昨日の14時頃、ドイツワールドカップに出場する日本代表の23人が発表された。選ばれたメンバーは、以下の通り。
GK:川口、楢崎、土肥
DF:宮本、中澤、加地、三都主、坪井、田中、駒野、中田浩
MF:中村、中田英、小笠原、小野、稲本、福西、遠藤
FW:柳沢、高原、玉田、大黒、巻
正直、柳沢と、稲本は、いらない気がするな。
昨シーズン、セリエA無得点の柳沢よりも、昨シーズンJ32試合で18得点の佐藤寿人が選ばれないのは、どういうことだろう。
先日のエクアドル戦の俊敏な動き出しといい、もはや、今の佐藤寿人に匹敵する能力は、今の柳沢には、ないような気がする。しかも、怪我からどこまで回復している分かったものではない。結局は、ジーコのお気に入りだったということか。
巻の当選は、驚きに値しない。先日のブルガリア戦の時も、決して華麗ではないが泥臭くゴールを決めた。久保より状態が良いと判断されたのだろう。
確かに、落選した久保は、身体能力等、ストライカーの素質は十分にあると思うが、怪我で十分にコンディションが整わない。
何より、試合前の国歌斉唱時の腑抜けた顔が、僕は嫌いだったので、彼の落選は何とも思わないのである。
又、今シーズン、フランスのリーグアンで、常時試合に出場し、ル・マンの攻撃陣にアクセントを与え続けていた松井を外したのは、いかなる理由だろう。
翻って、所属チームが降格し、それほど試合に出ていたとも思えない、稲本が選ばれたのは、どうしてだろうか。
松井は、今シーズン、リーグ戦で、33試合に出場し、3得点8アシストを記録し、2006年1月のリーグアンの月間最優秀選手も選ばれていた筈だが、こうした活躍を稲本がしたという話は、寡聞にして知らない。
パサーが多い日本の攻撃的ミッドフィルダーにあって、ドリブルセンスに長けた松井は、良いバリエーションになると思ったが、その松井を入れないジーコの眼は、節穴かもしれないね。
更に、理想を言えば、中田浩二だけでディフェンスのバックアップは十分と見る。だから、駒野を外して、浦和の長谷部を連れていて欲しかった。
さて、今回の選考であるが、大きなサプライズは、巻の選考ぐらいで、大体が予想通りのメンバー選考となった。僕が、発表前に、当落線上ながら、代表メンバーに入っていて欲しい選手4人の内、23人枠に入ったのは、巻のみ。残念ながら、佐藤寿人、松井大輔、長谷部誠は、落選となった。
ジーコは、経験重視でメンバーを選んだようであるが、やはり大きな不満がある。
将来性を見越した「若手枠」のようなものが、大体、ワールドカップの常連国には、一枠か二枠にはあるのだが、今回の選考には、なかった。
確かに、ワールドカップ予選に出ていない選手をメンバーに入れるのは、勇気がいる。実績のある選手を入れておけば、批判は少ない。ただ、代表チームというものは、今回のワールドカップが終わりではなく、これからも、世代交代しながら戦っていく。
ワールドカップとは、選手に、様々な経験を与えてくれる最高の舞台の一つだと思う。そこを若手に経験させるのが、将来を見越した方法にも思えるのだが。そうして、ワードカップを経験した若手が、次世代の代表の中心になっていく。こういうことが、代表の育成には、不可欠なことのように思えるが、そういう配慮は、ジーコには、なかったようだね。まあ、そんな余裕すら、なかったのかもしれないが。
勿論、ジーコが勝ちにこだわっていたのも事実だし、今回も、そうした意図で選考したに違いないと思うが。まあ、いい。今回の選考の是非は、ドイツで明らかになるだろうし、世代交代を考慮しなかったツケは、南アフリカ大会の予選で、払わされることになるだろう。
ちなみに、フランスでは、代表経験のないリベリ(23歳)が選ばれ、スペインでは、代表経験のないイニエスタ(22歳)や、ワールドカップ予選では出場経験のなかったセスク(19歳)が、選ばれていることを付け加えておきたい。
※稲本潤一選手の今シーズンの成績:22試合無得点
GK:川口、楢崎、土肥
DF:宮本、中澤、加地、三都主、坪井、田中、駒野、中田浩
MF:中村、中田英、小笠原、小野、稲本、福西、遠藤
FW:柳沢、高原、玉田、大黒、巻
正直、柳沢と、稲本は、いらない気がするな。
昨シーズン、セリエA無得点の柳沢よりも、昨シーズンJ32試合で18得点の佐藤寿人が選ばれないのは、どういうことだろう。
先日のエクアドル戦の俊敏な動き出しといい、もはや、今の佐藤寿人に匹敵する能力は、今の柳沢には、ないような気がする。しかも、怪我からどこまで回復している分かったものではない。結局は、ジーコのお気に入りだったということか。
巻の当選は、驚きに値しない。先日のブルガリア戦の時も、決して華麗ではないが泥臭くゴールを決めた。久保より状態が良いと判断されたのだろう。
確かに、落選した久保は、身体能力等、ストライカーの素質は十分にあると思うが、怪我で十分にコンディションが整わない。
何より、試合前の国歌斉唱時の腑抜けた顔が、僕は嫌いだったので、彼の落選は何とも思わないのである。
又、今シーズン、フランスのリーグアンで、常時試合に出場し、ル・マンの攻撃陣にアクセントを与え続けていた松井を外したのは、いかなる理由だろう。
翻って、所属チームが降格し、それほど試合に出ていたとも思えない、稲本が選ばれたのは、どうしてだろうか。
松井は、今シーズン、リーグ戦で、33試合に出場し、3得点8アシストを記録し、2006年1月のリーグアンの月間最優秀選手も選ばれていた筈だが、こうした活躍を稲本がしたという話は、寡聞にして知らない。
パサーが多い日本の攻撃的ミッドフィルダーにあって、ドリブルセンスに長けた松井は、良いバリエーションになると思ったが、その松井を入れないジーコの眼は、節穴かもしれないね。
更に、理想を言えば、中田浩二だけでディフェンスのバックアップは十分と見る。だから、駒野を外して、浦和の長谷部を連れていて欲しかった。
さて、今回の選考であるが、大きなサプライズは、巻の選考ぐらいで、大体が予想通りのメンバー選考となった。僕が、発表前に、当落線上ながら、代表メンバーに入っていて欲しい選手4人の内、23人枠に入ったのは、巻のみ。残念ながら、佐藤寿人、松井大輔、長谷部誠は、落選となった。
ジーコは、経験重視でメンバーを選んだようであるが、やはり大きな不満がある。
将来性を見越した「若手枠」のようなものが、大体、ワールドカップの常連国には、一枠か二枠にはあるのだが、今回の選考には、なかった。
確かに、ワールドカップ予選に出ていない選手をメンバーに入れるのは、勇気がいる。実績のある選手を入れておけば、批判は少ない。ただ、代表チームというものは、今回のワールドカップが終わりではなく、これからも、世代交代しながら戦っていく。
ワールドカップとは、選手に、様々な経験を与えてくれる最高の舞台の一つだと思う。そこを若手に経験させるのが、将来を見越した方法にも思えるのだが。そうして、ワードカップを経験した若手が、次世代の代表の中心になっていく。こういうことが、代表の育成には、不可欠なことのように思えるが、そういう配慮は、ジーコには、なかったようだね。まあ、そんな余裕すら、なかったのかもしれないが。
勿論、ジーコが勝ちにこだわっていたのも事実だし、今回も、そうした意図で選考したに違いないと思うが。まあ、いい。今回の選考の是非は、ドイツで明らかになるだろうし、世代交代を考慮しなかったツケは、南アフリカ大会の予選で、払わされることになるだろう。
ちなみに、フランスでは、代表経験のないリベリ(23歳)が選ばれ、スペインでは、代表経験のないイニエスタ(22歳)や、ワールドカップ予選では出場経験のなかったセスク(19歳)が、選ばれていることを付け加えておきたい。
※稲本潤一選手の今シーズンの成績:22試合無得点
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