今後の日本代表

さて、今後の日本代表が、どういう形で、レベルアップしていくべきか。本等から自分なりに知識を得た今、拙いながらも意見してみたい。現時点での意見なので、変更があれば、適時修正していきたい。

まず、システムからいうと、日本代表は、4−4−2のフラット型か、3−5−2のシステムで行くべきだと思う。
他のシステムは、Jリーグでも、使用しているチームが少ないので、リスクが大きいと思う。

さて、フィジカル・スピード・スタミナ・テクニックで、日本人がまず勝負できるようになる為には、ある程度のスピードを維持できるスタミナだと思われる。いわゆるマラソン型だ。
短時間のスピードは、まずアフリカ系や南米系の選手に劣るだろう。
ならば、試合終盤になっても、運動量があまり落ちないようなスタミナがあった方が良い。
試合終盤になっても運動量が落ちないことは、きっと相手が嫌がると思うし、そうすれば、逆転のチャンスも生まれてくるだろう。

次に、戦術的には、まずサイドハーフの活躍。基本的には、縦への突破から、クロスをあげる。
ある時は、FWの後方に切れ込んで、ミドルシュートを打つ。いずれにしても、相当な運動量が必要とされる。

センターハーフは、攻守のバランス型と、守備専任型の2人の組合せがベスト。日本代表の問題点として、攻撃に特化したセンターハーフが多すぎて、守備が本当に得意な選手を起用できていない。

また、守備は4バックが理想。ただJリーグ自体で、4バックを採用しているチームが少なく、両サイドバックの人材が不足しており、4バックの戦術理解力も不足している。

あと、フリーキックの精度は、非常に重要である。コーナーキックも、勿論得点チャンスとなるのだが、高さに劣る日本人選手は、コーナーキックでは、相手ディフェンダーに競り負けてしまうことが多い。
だが、ゴール前でのフリーキック等は、単純な飛び道具だけに、身長の高さ等はあまり関係がない。

あと、やはり、チームとしてどうやっていくかという戦術理解力が、身体能力に劣る日本の生きる道だと思う。次期日本代表監督には、そういう戦術性に富んだ監督が、希望である。